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Vol.9,No.3の論文


[ 原著 ]

凍結保存強膜を用いて再建した下眼瞼の皮膚悪性腫瘍
下眼瞼部の腫瘍切除後の再建法はこれまで皮弁裏打ち材料として頬粘膜,口唇粘膜,鼻中隔軟骨の粘膜が使用されてきた.我々は田邊らがこれまで報告してきた冷凍保存強膜を用いて再建し,良好な結果を得た下眼瞼部の皮膚悪性腫瘍(86歳女性,有棘細胞癌.67歳女性,基底細胞癌
原田登由  竹内 誠 冨高晶子 松永佳世子 上田 宏 馬嶋清如 桐渕恵嗣 重光利朗 堀口正之 溝口良順           

/SkinSurgery Vol.9 No.3 2000-12-01

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悪性リンパ腫皮膚転移との鑑別が問題となった血栓性静脈炎―超音波診断装置が診断に有用であった1例
64歳の女性.2年前に仙骨と右乳腺の非ホジキンリンパ腫(diffuse, large cell)により化学療法を施行,完全寛解した.2ヵ月前より左乳腺に悪性リンパ腫が再発し化学療法(EPOCH 療法;エトポシド,ビンクリスチン,ドキソルビシン,シクロフォスファミド,プレドニゾロン)を
井上多恵  出光俊郎                   

/SkinSurgery Vol.9 No.3 2000-12-01

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上顎歯肉に発症した Lentigo Maligna Melanoma
今回我々は,上顎歯肉に発症した Lentigo Maigna Me1anoma の1例を経験した.金属を使用した歯冠修復物による歯肉着色や色素性母斑との鑑別に苦慮し,拡大全摘を前提とし組織生検を行った.Breslow's tumor thicness(以下 BTT)の計測と所属リンパ節転移,遠隔転移の検素を
唐木田一成  坂本春生 太田嘉英 渡辺大介 山崎浩史 荒井育子 関谷 亮 宮坂宗男 加藤久視 槻木恵一           

/SkinSurgery Vol.9 No.3 2000-12-01

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[ 治療 ]

グリコール酸を用いたケミカルピーリングの治療経験
1998年9月より2000年2月までの期間に, グリコール酸を用いたケミカルピーリング(CP)を施行した.ざ瘡に対する治療を目的とした症例は38例で,解析対象となったのは30例であった.症例は,男性6例,女性32例,平均年齢25.7歳で,症例の大部分はざ瘡の治療歴があった.病型は
藤沢有紀  冨高晶子 秋田浩孝 松永佳世子                 

/SkinSurgery Vol.9 No.3 2000-12-01

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[ 症例 ]

Tissue expansion 法により再建し長期経過観察をした頭頂部色素性母斑の1例
24歳女性.生下時より頭頂部に9×8.5 cmの色素性母斑が認められたため,クロワッサンタイプのexpanderを両側頭部帽状腱膜下に挿入し約20%の過伸展となった時点で母斑を切除し,伸展された頭皮に減張切開を加えて再建を行った.皮弁縫合部はかなり緊張気味であった.術後6年
岩田徹也  久野 泰 蜂須賀丈博 森 敏宏 篠原正彦 宮内正之 奈良佳治              

/SkinSurgery Vol.9 No.3 2000-12-01

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[ コラム ]

「シミ」の治療あれこれ
「シミ」はいくつかの疾患の総称であり,まずその鑑別とそれに応じた治療対策が必要である.solar lentigo(老人性色素斑)は,各種レーザーで除去可能である.しかし再発予防のため紫外線遮断を主とする後療法が何より重要である.肝斑はトラネキサム酸の内服が有効だが,1
東 久志夫                     

/SkinSurgery Vol.9 No.3 2000-12-01

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皮膚外科に役立つ皮膚病理(9)脂腺母斑再考 続発しやすいのは基底細胞癌ではなく毛芽細胞腫
毛芽細胞腫(trichoblastoma, 以下 TB)病理組織像を熟慮した最近の脂腺母斑の文献と自験例をもとに,脂腺母斑を再考した.従来脂腺母斑に10%前後に基底細胞癌(basal cell carcinoma, 以下 BCC)が続発するとされていたが,これはそのままBCCをTBに置き換えることができ,
三砂範幸                     

/SkinSurgery Vol.9 No.3 2000-12-01

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[ プロシーディング ]

前頭側頭皮弁(Schmid flap)による鼻柱・鼻尖部の再建
外傷後の鼻柱全欠損・鼻尖部分欠損に対し,前頭側頭皮弁(Schmid flap)を用いた再建を行った.手術は1回目の delay, 最終的な微修正を含め,計4回を要した.delay の後に皮弁を挙上した際,皮弁全体が著明なうっ血を呈したが,間もなく回復し,完全生着した.手術が数段階
中北信昭  山本 博 酒井直彦 山田直人 内沼栄樹                

/SkinSurgery Vol.9 No.3 2000-12-03

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