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Vol.32,No.1の論文


[ 巻頭言 ]

第41回日本臨床皮膚外科学会総会・学術大会を開催して
今回,第41回日本臨床皮膚外科学会総会・学術大会を第18回瘢痕・ケロイド治療研究会(河野太郎会長)と合同開催させていただきました.ご参加いただきました先生方,また関係の皆様の多大なるご支援をいただいたことに心よりお礼申し上げます.皮膚外科医にとってケロイ
今川孝太郎                     

/SkinSurgery Vol.32 No.1 2023-06-30

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[ 原著 ]

毛髪における疾患マーカー同定に向けたマルチオミクス解析
毛髪は,毛母細胞が線維化して産生され,細胞成分の過去ログを有する媒体である.本研究では,毛髪を用いて,健常人と糖尿病,高血圧,男性型脱毛症,うつ病,アルツハイマー型認知症,脳梗塞の6疾患について,ミネラル29種,遊離アミノ酸18種,ステロイドホルモン7種の成分
杉元啓悟  太田あつ子 北村弘明 小川美帆 堂前 直 奥野広樹 高橋和也 池田和貴 冨田 努 松岡直樹 松石邦隆  猪熊哲朗 長野 徹 武尾 真 辻  孝     

/SkinSurgery Vol.32 No.1 2023-06-30

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[ 症例 ]

頭部の隣接したgiant seborrheic keratosisに対するtissue expansion法での治療経験
68歳男性.当院初診から約12年前に左頭頂部および右側頭部に茶褐色の結節病変が出現し緩徐に増大した.初診時に,右側頭部90×70mm,左頭頂部50×30mmの黒褐色茶褐色の隆起性結節を認めた.いずれも皮膚生検施行し脂漏性角化症と診断した.患者が整容性改善を含めた病変治療
森山柾純  鈴木沙知 福井剛志                  

/SkinSurgery Vol.32 No.1 2023-06-30

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[ 症例 ]

ばち指状の外観を呈したSuperficial Acral Fibromyxomaの1例
47歳,男性.約10年前より左示指の腫脹を自覚,疼痛も出現した.左示指爪甲は時計皿状に隆起,彎曲した.指骨X線では骨変形なく,グロムス腫瘍やガングリオン,腱鞘巨細胞腫を疑い摘出した.病理組織学的には粘液様間質内に線維芽細胞様細胞が増生する境界明瞭な真皮内腫瘍
福井伶奈  梅本尚可 一条英里 廣田由佳 山本直人 大城 久 出光俊郎              

/SkinSurgery Vol.32 No.1 2023-06-30

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[ 連載:皮膚外科の基本手技 ]

局所皮弁の基本
皮膚外科医にとって局所皮弁は聞き慣れた手術手技ではあるが,顔面の手術が多いことや,皮膚欠損に隣接する正常組織に傷をつけることなどからためらわれる場合もある.しかし,単純縫合や皮膚移植に加えて局所皮弁を使いこなせれば診療の幅を大きく広げることが可能となる.
堀 圭二朗                     

/SkinSurgery Vol.32 No.1 2023-06-30

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[ 症例アラカルト ]

右上腕の出血を伴った腫瘤
症例:29歳,男性.家族歴,既往歴:特記なし.現病歴:3ヵ月前より右上腕に小豆大の小結節が出現した.出血を伴い急速に増大し受診.初診時現症:右上腕外側に20×15mm大の出血と血痂を付着する腫瘤を認める.
岩田 洋平                     

/SkinSurgery Vol.32 No.1 2023-06-01

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