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Vol.31,No.1の論文
[ 巻頭言 ]
五十の手習い
本当かなと思いますが,勉強した時間でどこまで習熟しているかがわかるそうです.20 時間だと概略がわかるようになり,1,000 時間だと中級者レベル,10,000時間だとそのことをマスターできるそうです.ただ,漫然と勉強するのではなく,積極的に勉強することが必要だそうです
南本俊之
/SkinSurgery Vol.31 No.1 2022-06-30
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[ 総説 ]
爪疾患の診断へのアプローチと非手術的治療
爪疾患は幅広い原因で起こり,臨床症状も多岐にわたる.しかし,多彩な疾患のなかで薬物治療が奏効する疾患は爪白癬など一部に限られている.爪部腫瘍は手術で治癒させうる代表的爪疾患であり,正しく診断することが治療への第一歩である.爪に生じる色や形の変化から爪部腫
田村敦志 長谷川道子
/SkinSurgery Vol.31 No.1 2022-06-30
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[ 症例 ]
術前診断に難渋した右手背瘢痕癌の1例
93歳,男性.第2次世界大戦中に焼夷弾で右手背部を受傷され,受傷部は数ヵ月かけて瘢痕となり治癒した.その74年後に同部位が潰瘍化したため瘢痕癌を疑い3ヵ所部分生検するも悪性所見は認めなかった.しかしその後も潰瘍が遷延したため臨床的に悪性を疑い部分生検9ヵ月後
森山柾純 松下友樹 東堂暢子 太田悠介 山田萌絵 成瀬梨沙 中川雅裕
/SkinSurgery Vol.31 No.1 2022-06-30
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[ 連載:皮膚外科の基本手技 ]
粉瘤の診断と治療
粉瘤は角質塊を入れる表皮由来の嚢腫を表す臨床的概念であり,皮膚外科初心者において,初めての手術が粉瘤ということも多いであろう.しかし,粉瘤の手術はじつに奥が深い.治療の基本は切除であるが,単に切除すればよい訳ではない.粉瘤が良性疾患であることを考慮して,
八代 浩
/SkinSurgery Vol.31 No.1 2022-06-30
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[ 症例アラカルト ]
胸部に多発する小結節
患 者:22歳 男性. 家族歴・既往歴:特記すべきことなし. 現病歴:半年から前胸部に小結節が多発し,増大してきたため,受診した. 初診時現症:前胸部に半米粒大の小結節が播種状に多発している.常色から青灰色を呈している(図1a, b).
加倉井真樹
/SkinSurgery Vol.31 No.1 2022-06-30
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