日本臨床皮膚外科学会
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日本臨床皮膚外科学会 事務局

〒169-0072
東京都新宿区大久保2-4-12
新宿ラムダックスビル
株式会社 春恒社 学会事業部内
tel : 03-5291-6231
fax : 03-5291-2176
e-mail : office@jsds.jp

理事長あいさつ

 2024年12月に開催されました理事会で河野太郎前理事長から理事長の任を拝命いたしました.

 当学会は皮膚科医と形成外科医の2診療科領域の医師が主たる会員として共同で運営され,40年以上継続して毎年学術大会が開催されている本学術領域で最も歴史ある学会のひとつであります.2診療科領域の医師がお互いの得意とする領域を情報発信することで,皮膚外科領域の知識・手技を補完し合ってその水準を高めてきた極めてユニークな学術団体です.

 当学会の目的は,「会員による皮膚外科の共同研究および各個の研究を行い,皮膚外科の向上を通じて日本ならびに国際社会に貢献すること」と規定されております.皮膚外科は,手術手技,体表・軟部組織の良性・悪性腫瘍,母斑・母斑症,組織再建,炎症性疾患,難治性潰瘍・褥瘡,レーザー治療,美容医療,毛髪医療,再生医学等,対象となる領域は広く,今後も当学会の根幹となる目的を見失うことなく,学術・診療活動を進めてければと考えております.


日本臨床皮膚外科学会
第11代目理事長
中村 泰大

 同時に本邦の医療の将来を担う若手医師の育成も当学会の主要な役割となります.皮膚外科に関する基礎的・基本的な知識や技術の共有および教育を通じて,安全・確実で科学的視点に基づいた診療を社会の皆様に提供できるよう引き続き尽力するとともに,若手の先生方の本学会への参入を心よりお待ち申し上げております.

このような目的・役割を遂行するため,現在当学会では下記のような活動を行っております.

1)学術大会の開催・国際学会での依頼講演の遂行
学術大会を毎年開催し,最先端の技術・知識・情報の共有や向上を進めています.国際社会への貢献を目的に,国際学会の開催や海外国際学会からの依頼に応じて講演活動を行っております.当学会が関与する国際学会の開催実績として,日韓合同皮膚外科学会(過去2回開催),Asian Congress of Dermatologic Surgery(過去1回)があり,日本皮膚外科学会とも協力のもと東アジアの皮膚外科医内での技術,知識,情報の共有に貢献しています.
2)学術機関誌「Skin Surgery」誌の発行
査読の有る雑誌として当学会の学術機関誌としてのみならず日本臨床毛髪学会の機関誌としても発行しており,医学中央雑誌に登録されております.また本機関誌は,皮膚科専門医,形成外科専門医,美容皮膚科・レーザー指導専門医,日本皮膚科学会皮膚悪性腫瘍指導専門医の取得のための論文実績として対応しております.学会員の皆様からの投稿をお待ちしております.
3)認定医・専門医制度、講習会の開催
当学会で認定医、専門医制度を設け,年1回,講習会を開催しております.

 本学会の会員は皮膚科医,形成外科医が大半ですが,皮膚外科分野に興味のある他科の医師や関係者も加入しております.皮膚外科分野の発展ならびに本学会の発展には,知識・技術の継承に加えて,新たな技術・知識・情報の共有が重要です.そのため会員の皆様や社会にとって,当学会のあり方がより良い方向に進み,より魅力ある学会となるよう変革を進める所存でございます.引き続き会員の皆さまの変わらぬご支援・ご指導ご鞭撻を頂ければ幸いに存じます.

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