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Vol.6,No.1の論文


[ 総説 ]

褥瘡の保存的治療
創傷治癒理論の進歩を反映して,多彩な外用薬や創傷被覆材が開発されたが,創傷治癒の全過程に奏効する万能薬はない.とくに褥瘡は,全身状態や局所感染の影響を大きく受けるので,全身管理と創傷管理が等しく重要である.まず褥瘡の病期を「色による分類」で把握し,治療の
宮地良樹                     

/SkinSurgery Vol.6 No.1 1997-07-01

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三次元培養の基礎と応用
真皮線維芽細胞を用いた新しい三次元培養方法を紹介した.本培養系の線維芽細胞は細胞自身が産生した細胞外基質中で増殖するとともに,細胞外基質の沈着が起こり,細胞層は真皮類似の三次元構造をとる.この細胞層のコラーゲン,グリコスアミノグリカンは真皮のものと極めて
石川 治                     

/SkinSurgery Vol.6 No.1 1997-07-01

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[ 原著 ]

指腹に生じた表皮嚢腫
66歳,男性の左第 3 指腹に生じた表皮嚢腫の 1 例を報告した.また,過去 10 年間に群馬大学医学部皮膚科学教室で切除後病理組織学的に診断した表皮嚢腫 153 例のうち,手掌に生じたものは 1 例もなかった.毛嚢脂腺系の存在しない手掌や足底に発生する表皮嚢腫は,その発症
安部正敏  田村敦志 鈴木裕美子 天野博雄 宮地良樹                

/SkinSurgery Vol.6 No.1 1997-07-01

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[ 治療 ]

姑息的手術にならざるを得なかった高齢者の口唇部,口腔内悪性腫瘍と問題点
術後の経口摂取は,高齢者にとって重要である.姑息的手術にならざるを得なかった口唇部の悪性腫瘍症例の報告と問題点を考察する.老人性痴呆のため意志の疎通が充分にできず,術後管理上,耳下腺摘出までは行えなかった上口唇と口腔前庭,歯肉の verrucous carcinoma の症例
清澤智晴  畑寿太郎 伊藤正洋 村下 理 梅林芳弘 中山凱夫               

/SkinSurgery Vol.6 No.1 1997-07-01

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クロム酸による化学熱傷
無水クロム酸による化学熱傷の 1 例を報告した.本症は急性腎不全,肝機能障害等の急性クロム中毒を引き起こすことが報告されている.自験例では受傷後,第 4 病日にデブリードマン,分層植皮術を施行し,腎障害,肝障害は軽度であった.しかし,血中および尿中クロム濃度は
奥木弥生  田村敦志 永井弥生 石川 治 宮地良樹                

/SkinSurgery Vol.6 No.1 1997-07-01

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[ 症例 ]

小児獣皮様母斑に対するティッシュエキスパンダーの使用経験
2 歳男児の比較的大きな背部獣皮様母斑の切除に際しティッシュエキスパンダーを用いその有用性を確認するとともに,使用経験を報告する.手術は母斑の辺縁に皮切をおき,ティッシュエキスパンダーを両外側に入れた.初回手術から 6 週後にエキスパンダー抜去と母斑全切除術を
清澤智晴  中村仁子 近藤正孝 矢尾板英夫 中山凱夫                

/SkinSurgery Vol.6 No.1 1997-07-01

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[ プロシーディング ]

動注化学療法を行った後に手術を施行した淡明細胞肉腫の治療経験
56歳男性,右足底の胼胝様病変に対し近医で単純切除後,約5年の経過で徐々に増大する腫瘤を認め当院を受診した.組織学的に淡明細胞肉腫と診断した.術前に腫瘍の優位な支配動脈である足背動脈よりシスプラチン (CDDP),アドリアマイシン (ADR) の動注療法を施行した.縮小
藤本美津夫  村田 哲 清澤智晴 矢尾板英夫                 

/SkinSurgery Vol.6 No.1 1997-07-01

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爪床欠損を伴う爪下外骨腫の治療における工夫
爪下外骨腫は手足の末節骨遠位端に発生し,爪下部で成長する単発性の良性骨腫瘍である.その切除に際して,爪床を温存しようとするあまり取り残しがあり腫瘍の再発を来たすこととがあり,また,逆に完全切除を目指して爪床の欠損が生じた場合は,爪甲の変形を来たしやすい.
木村 中  北村 孝 鈴木裕一 順毛直弥 小山明彦 金澤浩之 小浦場祥夫              

/SkinSurgery Vol.6 No.1 1997-07-01

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