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Vol.22,No.3の論文


[ 巻頭言 ]

「再生医療時代」を考える
 再生医療の目的は不治の病を減らすこと,即ち先天奇形,変性疾患,悪性腫瘍,外傷などの原因で失った臓器や器官を生物科学的に再構成し生体に戻すことである.政府は再生医療技術の国際競争力を高めることを目標に科学技術イノベーション総合戦略の一環として日本発の再生
佐藤明男                     

/SkinSurgery Vol.22 No.3 2014-05-01

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[ 原著 ]

わが国のsyringomatous carcinoma30例の統計学的分析
最初の報告(1991年)から2012年までのわが国のsyringomatous carcinoma(SC)30例の統計学的分析を行った。男性18人,女性12人で,平均65.0歳であった。発生部位は,頭頸部14例,躯幹部5例,四肢11例で,上肢10例中,手部が8例と多いのが特徴であった。大きさは平均2.2cm
大塚壽                     

/SkinSurgery Vol.22 No.3 2014-05-01

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[ 症例 ]

鼠径部に生じた外性子宮内膜症の2例
子宮内膜症とは,子宮内膜もしくは類似した組織が子宮内腔以外で増殖する疾患のことである.子宮内で発育したものを内性子宮内膜症といい,これは子宮腺筋症と同義である.  子宮外で発育したものを外性子宮内膜症といい,いわゆる異所性子宮内膜症のことをいう.  外性
岡橋怜  山本直人 東隆一 柳林聡 堂本隆志 梶田匡史 清澤智晴              

/SkinSurgery Vol.22 No.3 2014-05-01

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ヒアルロン酸による豊胸術を頻回に施行し乳房に変形を認めた4症例
当院においてヒアルロン酸による豊胸術を頻回に施行した結果,乳房の変形を認めた4症例を報告する.  これらの症例は短期間に注入を繰り返した症例,または1回あたりの注入量が片側50ml以上の症例であった.平均年齢45歳,注入期間13〜72ヵ月,平均注入間隔1.9
入谷英里  村石世志野                   

/SkinSurgery Vol.22 No.3 2014-05-01

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[ ミニレポート ]

局所麻酔下のデブリドマンで初期治療を行い治癒させた足部壊死性筋膜炎の3例
はじめに  壊死性筋膜炎は皮膚軟部組織における致死性重症感染症であり,早期の診断と広範囲デブリドマンおよび十分な抗菌薬の投与が必要な疾患である1).本症では全身麻酔下でのデブリドマンが標準的な手術であるが,初期に局所麻酔下で切開,およびデブリドマンを施行し
中村考伸  堂本隆志 塚原理恵子 飯田絵理 小山尚俊 永島和貴 山田朋子 正木真澄 加倉井真樹 若旅功二           

/SkinSurgery Vol.22 No.3 2014-05-01

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重症感染性糖尿病性足壊疽に対する治療戦略―治療のプロトコール化について―
はじめに  近年糖尿病患者の増加に伴い,糖尿病性足壊疽の症例が増加傾向にある1).そのため日々の皮膚外科診療においても足壊疽に対する治療の比重が増すとともに,その診断・治療方法も進歩してきている2).その結果,従来は膝上・膝下などの大切断が選択されたような
高見佳宏  秋山豪 長嶋有紀 櫻井透 飯村剛史 百束比古               

/SkinSurgery Vol.22 No.3 2014-05-01

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