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Vol.27,No.2の論文


[ 巻頭言 ]

その趣味は人生に有益か?
なぜか,私のところへ巻頭言の依頼がきました.皮膚外科医としてもJSDS評議員としても活躍していないのに.でも,だからこそ,こういう仕事は断りづらい.滞っている山積みの仕事を睨みながらも引き受けてしまいました.  勤務先から徒歩25分,緑生い茂る大宮公園にあるNAC
梅本尚可                     

/SkinSurgery Vol.27 No.2 2018-06-01

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[ 総説 ]

守りの美学〜医療訴訟の光と影
近年,医療事故,医療訴訟の報道が目立つようになり医師の間に不安が広がっている.最高裁発表の医事関係訴訟に関する統計によれば,訴訟の数は10年前の2倍近くまで増加し,示談やインシデントの件数を含めれば数え切れない状況にある. リスクマネジメント=医療訴訟対策
小林弘幸                     

/SkinSurgery Vol.27 No.2 2018-06-01

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[ 症例 ]

術後気管孔辺縁に転移をきたした扁桃Spindle cell squamous cell carcinomaの1例
77歳,男性.主訴は前頸部の皮膚腫瘍.2010年5月,和歌山県立医科大学耳鼻咽喉科にて,扁桃扁平上皮癌(T2N2aM0)のため放射線治療と頸部郭清術を施行された.術後,喀痰排出困難に対し,前頸部に気管孔を作成された.同年10月頃より,気管孔辺縁に直径約1cm大の半ドーム状
貴志知生  山本有紀 古川福実 神人正寿 林正樹 児玉理恵子               

/SkinSurgery Vol.27 No.2 2018-06-01

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Dabrafenib/trametinib併用療法が奏功した進行期悪性黒色腫の2例
Dabrafenib/trametinib(D/T)併用療法が1年以上奏功している悪性黒色腫の2例について,副作用の対応や増悪時の治療方針に関して文献的考察を加えて報告する.症例1:46歳女性,左鎖骨上リンパ節生検で悪性黒色腫と診断.精査で全身多発リンパ節と腸管に転移を認め,右胸
沼田茂樹  岩田洋平 有馬豪 奥村理恵 渡邊総一郎 小林束 原田登由 杉浦一充             

/SkinSurgery Vol.27 No.2 2018-06-01

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[ プロシーディング ]

足趾に生じた腱鞘線維腫の1例
腱鞘線維種(Fibroma of the tendon sheath)は腱・腱鞘より生じる比較的まれな良性軟部腫瘍である.その多くは上肢に生じ足部発生例は少ない.今回われわれは足趾の伸筋腱鞘に生じた腱鞘線維種を経験したので報告する.
高見佳宏  幕内晴朗                   

/SkinSurgery Vol.27 No.2 2018-06-01

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若手医師執刀の粉瘤単純摘出術の解析の試み
当院は慶應義塾大学皮膚科医局における一関連病院であり,大学病院で初期の勤務経験を積んだばかりの若い医師が派遣されてくることが常である.人員の多い大学病院では手術の助手や皮膚生検の経験はあっても,術者の経験は極めて少ない.よって,派遣されてくる若手医師にと
齋藤京                     

/SkinSurgery Vol.27 No.2 2018-06-01

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[ 症例アラカルト ]

爪床基部の紅色結節
症 例:14歳女性 既往歴:鼠径ヘルニア,アレルギー性鼻炎 家族歴:特記事項なし 現病歴:初診3年ほど前に左母指をドアに挟み,爪甲が脱落した.その後,爪甲の新生はみられたものの,爪甲は粗造のままで,爪床基部には紅色腫瘤がみられるようになったため当科を紹介さ
安田正人                     

/SkinSurgery Vol.27 No.2 2018-06-01

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