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Vol.28,No.2の論文


[ 巻頭言 ]

「文章」と「読者」
2019年5月1日,平成天皇が退位し,「令和」の時代に入った.「昭和」に生まれ,「平成」の時代に生きて,3つ目の元号に入ると,やはり歴史を感じずにはいられない.日本で初めて元号が用いられたのは,乙巳の変の後で,孝徳天皇が即位した西暦645年の「大化元年」から始まっ
八代浩                     

/SkinSurgery Vol.28 No.2 2019-06-01

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[ 日本臨床皮膚外科学会結成30周年企画 JSDS Archive ]

序文
この度日本臨床皮膚外科学会は結成30周年を迎えましたが,本学会員に本会のこれまでの歩みについて知っていただく機会を設けようと,臼田俊和先生にご提供いただいた第1回からの学会プログラムや過去の会報(JSDS NEWS)を本学会誌(Vol.28,No2,No3)に掲載し,保存するこ
今川孝太郎                     

/SkinSurgery Vol.28 No.2 2019-06-01

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JSDS30周年に寄せて
JSDS30周年,おめでとうございます.発足当時を振り返り,ひとことご挨拶させていただきます.そして,まず,最初に,若くしてお亡くなりになりました,本会発足の真の貢献者である,小林敏男先生に,心より御礼申し上げます.私のJSDSとの関わりは,小林先生があってこその
松永佳世子                     

/SkinSurgery Vol.28 No.2 2019-06-01

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資料
資料
                      

/SkinSurgery Vol.28 No.2 2019-06-01

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[ 原著 ]

化膿性汗腺炎患者の臨床的特徴
欧米における化膿性汗腺炎の疫学的調査は多く,女性,肥満者,喫煙者に多いとされているが,本邦における調査はほとんどなされていない.今回我々は化膿性汗腺炎患者46例の診療録をもとに臨床的特徴を調査した.結果は34例が男性,body mass index 30以上が6例,喫煙者は40
住永莉華子  森岡大地 大嶋美喜子 佐藤翼 宇都宮裕己 門松香一               

/SkinSurgery Vol.28 No.2 2019-06-01

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皮膚外科診療における境界型パーソナリティ障害患者の自傷への対応
境界型パーソナリティ障害(BPD)は「不安定で激しい対人関係と感情の不安定性と衝動性」を特徴とする疾患で,美容外科診療においては受診患者の5〜10%はBPDといわれている.自傷に対する治療目的に受診する患者の大半は本疾患であり対応に苦慮することが多いが研究報告はほ
藍嵐  住永莉華子 渋谷友香 森岡大地 門松香一                

/SkinSurgery Vol.28 No.2 2019-06-01

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[ 症例 ]

Eruptive vellus hair cystとのhybrid cystがみられた右腋窩のlocalized steatocystoma multiplex
31歳女性.初診の4年前,右腋窩の結節に気づいた.初診時,右腋窩の7×4cmの範囲に径5mmまでの皮下結節が集簇性に多発していた.左腋窩や他部位には同様の結節を認めなかった.局所麻酔下に結節が集簇した局面を部分切除した.切除標本ではsteatocystomaとeruptive vellus
長谷川道子  田村敦志                   

/SkinSurgery Vol.28 No.2 2019-06-01

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鼡径リンパ節領域への巨大な転移巣(N3)を生じた足背の有棘細胞癌の1例
67歳,男性.右足背の有棘細胞癌(3×2.5cm)の切除から6カ月後,右鼡径部に7×5cm大の皮下腫瘤が出現.CTで大腿動静脈や筋層に近接する不整形腫瘤がみられ,鼡径リンパ節領域への転移性病変と判断しリンパ節郭清術を施行した.巨大な転移性病変の直上で皮切し,郭清組織に
倉繁祐太                     

/SkinSurgery Vol.28 No.2 2019-06-01

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[ プロシーディング ]

Facklamia hominisによる皮下膿瘍の1経験
Facklamia hominis(以下F. hominis)は,Facklamia属に分類される6つの細菌の一つであり,1997年にCollinsらにより最初の報告がなされたグラム陽性通性嫌気性球菌である.Facklamia属の細菌が引き起こしたヒトの感染症は,2005年に英国で
南本俊之  佐藤多嘉之 小林延行 池町香澄 杉本隆幸 菅原拓美 本田進 石川耕資 村尾尚紀 林利彦           

/SkinSurgery Vol.28 No.2 2019-06-01

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[ 症例アラカルト ]

人中部に急速に増大した腫瘤
 症 例:79歳男性  既往歴:ホジキンリンパ腫,二次性骨髄異形成症候群,高血圧症,心房細動,痛風  家族歴:特記事項なし  現病歴:4年前にホジキンリンパ腫を治療後,二次性骨髄異形成症候群を発症し,アザシチジン投与が行われていた.当科初診2週間前から鼻の
安田正人                     

/SkinSurgery Vol.28 No.2 2019-06-01

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